ソーシャルアクションタンクとは
Not negative, but constructive.
研究者と実践者の英知と経験を結集し、
非生産的な非難や否定をこえて、
建設的な方法で社会をデザインしていく

イベント・お知らせ
第1期総括イベント ソーシャルアクションタンク シンポジウム2022
2022年2月3日(木)19:30-22:00
第1期に行った3件の協働研究プロジェクトから得られた成果について、3人の研究者と15名のプロボノワーカーからなる研究メンバーから報告いただくとともに、これらの成果をもとにした考察や社会に向けた提言などを行います。
プロジェクト
育休や短時間勤務による人事考課への影響とは
研究提案者
大槻 奈巳 氏(聖心女子大学人間関係学科 教授)
育休取得や短時間勤務が人事考課に影響を与えているかを検証するため、育休や短時間勤務経験者や企業の人事部を対象とした調査を行い、その実態を解明します。
女性管理職が受けるセクハラ─実態と特徴
研究提案者
金井 郁 氏(埼玉大学人文社会科学研究科 教授)
「女性管理職のほうが昇進していない女性よりもセクハラ被害に遭う割合が高い」という先行研究を検証し、女性管理職の活躍を阻む問題の真因を探ります。
日本企業におけるダイバーシティ&インクルージョン
研究提案者
大塚 英美 氏(神戸学院大学経済学部)
職場でのインクルージョン認知は女性と男性とでは何が違うのか、さらに、女性管理職比率が高い企業と低い企業との違いを浮き彫りにします。
記事・レポート
新しいリベラル政治とは? ウェブ調査で浮かび上がる政治意識
橋本 努(北海道大学大学院経済学研究院教授)
現代の日本においては、リベラルな意識をもった人たちが一定割合存在するものの、その意識は国の政治に結びついていません。「新しいリベラル層」の人たちの政治意識を、政治的にくみ取る回路の必要性がいま、問われているのではないかと思います。
運営団体について

シノドス国際社会動向研究所
既成政治に代わるオルタナティブな政治を創造するために、政治理論や歴史を再検討するとともに、独自の社会調査を行なっている。
社会のうちに分散している、さまざまな生活基盤を持ち、多様なライフ・スタイルに彩られた市民の中から、「新しいリベラル」の担い手となりうる人々を可視化することによって、日本における政治的想像力のイノベーションを目指している。

認定NPO法人 サービスグラント
ビジネスの経験やスキルを活かし、NPO・地域団体等の課題解決を支援する「プロボノ」の草分け的存在。2021年4月現在、6,500名のビジネスパーソンが登録し、1,000件を超えるプロボノプロジェクトの運営実績をもつ。
数多くの企業や行政機関との連携・協働に積極的に取り組むほか、海外プロボノ団体とのネットワークや、プロボノのオンラインプラットフォーム「GRANT」の開発など、さまざまな社会参加のあり方を日々探究している。